
はじめに
「56して!こころちゃん」はわりと最近である2025年に描き始め、かなり試行錯誤して完成させた半エッセイのセミフィクション漫画。
↓漫画本編はこちらから読むことができます。
今回は、この作品にまつわる話や思いをつれづれに綴っていきたいと思います。
※ネタバレを含むので、漫画を読んでからこの記事を読むことを推奨します。
漫画について
冒頭でも述べた通り、この作品は最初描き始める時にどのような形式で描いていくか、どういう雰囲気で統一するかといった点でかなり試行錯誤しました。
最終的にはどこか絵本を思わせるような1ページに1コマという形式をとり、少しホラーな雰囲気がただよいつつもそれを全面に押し出すというよりはやや控えめにする、という判断に至りました。
この漫画は「精神疾患になった全ての方に送る、セミフィクションエッセイ」と謳っているように、精神疾患になった私の半生をテーマにした作品でもあります。
自分の半生をテーマにした漫画はずっと描きたい、描きたいと思っていて、ようやっとそれが形になったものでもあり、かなり思い出深い作品です。

近くで見ていたら「死にたい」しかわからなかった気持ちが、少し距離を置いて見ると違う意味になるところも後半の見どころです。
ここで一つ、pixivで印象的だったご感想を紹介します。
りぃ様
昔のホラゲーみたいな怖いけど少し光がある様な感じすこ
昔のホラーゲームというのはまさに私が永遠に好きなテーマでもあり、そのように言っていただけて嬉しかったです。
それにこの漫画は特に制作初期、ホラーゲームのストーリーパートにしてしまおうか、と検討していたこともあってゲーム感を感じてもらえるのはやはり嬉しさがありました。
また、私は基本的にハッピーエンドが好きというか、ただ暗いままで終わるより、それでもそこから光を見出してほしいという気持ちが強いのでそこに触れてもらえたのもまた幸いなことです。
素敵なご感想をありがとうございました。
病気について
漫画のあとがきで触れた通り、私は複数の精神疾患に罹患しており、また基礎障害として発達障害を患っております。
12歳の頃に双極性障害を初めさまざまな精神疾患に罹患したことはもちろん、日常生活に多大なる苦痛を及ぼしました。
特に統合失調症は私が想像もしたことのないような体験で、自分がバラバラになってしまう感覚、自分が飛び散っていくことを制御できない不安や恐怖がとても大きかったです。
しかし、統合失調症の方だけでなく他の精神疾患でも、また精神疾患になったことのない方でも思春期というものはとても壮絶な体験をする時期だと私は思っています。
だからこの漫画は精神疾患になった方はもちろん、思春期など人生の節目で大きすぎる苦難に立ち会った全ての方に送る漫画作品として制作しました。
皆さんが苦しい時、また苦しかったことを思い出す時に共に在れるような作品になっていれば嬉しいなと思います。
おわりに
以上、創作漫画「56して!こころちゃん」に寄せたあとがきとなります。
漫画のことでも他のことでも何かあればお気軽にコメントしていってくれたら嬉しいなと思います。
拍手コメントからもよかったらどうぞ。
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
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